サンロールグループのものづくりは、機械の操作だけでなく、用紙の特性を理解し、最適な状態へ調整する“職人の感覚”が欠かせません。入社5年目のAさんに、仕事のやりがいや働き方、サンロールグループで働く魅力について伺いました。
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―― 現在の担当業務を教えてください。
私は製造部で、主にシート加工ラインを担当しています。ロール紙を平判サイズに仕上げる工程で、紙のクセや湿度による伸縮を見ながら、機械の設定を微調整するのが仕事です。品質に直結する工程なので、責任感もありますが、その分やりがいも大きいです。
―― サンロールグループに入社したきっかけは?
もともとモノづくりが好きで、特に「紙」という素材に興味がありました。実際に工場見学に来た際、最新設備と職人さんの技術の両方がそろっている環境に惹かれました。「ここなら自分も成長できる」と感じ、入社を決めました。
―― 仕事の難しいところ、面白いところは?
紙は“生き物”とよく言われるほど、湿度・温度によって表情が変わります。昨日と同じ設定でも、今日はうまくいかない…なんてこともあります。その原因を探り、どう調整すればベストな仕上がりになるのかを考えるのが面白いですね。
うまく仕上がった瞬間は、ちょっとした達成感があります。
―― サンロールグループの魅力を一言で言うと?
「人と環境が良い会社」です。先輩方は質問しやすいし、技術も惜しみなく教えてくれます。また、新しい機械の導入や職場環境の改善が日々進んでいて、働く側としてとてもありがたいです。
―― 今後の目標を教えてください。
もっと多くの加工機を扱えるようになりたいです。紙加工の工程は、スリット、シート、断裁、抜きなどさまざまですが、すべての工程を理解できるようになれれば、お客様にとって最適な加工方法を提案できるようになると思います。
技術者としてまだまだ成長したいですね。
